レビュー【読書】

感想【NARUTO-ナルト- 68巻】ジャンプで読んだ時は、ナルトのお説教に違和感があったけど

投稿日:2014年3月17日 更新日:

【NARUTO-ナルト-の最新刊68巻の感想です。一部ネタバレがありますので注意!】

楽天ブックスで予約したNARUTOの68巻が届きました。表紙は、こっちに来いと手を差し出すナルトと、過去のミナト班。ナルトの強い目と、オビトの(まだこれから何が起こるかを知らない)幸せそうな顔が切ないです。

振り返ると、59巻からずっとNARUTOの感想をブログに綴っているので、67巻も書こう書こうと思いながらいるうちに、68巻が発売になってしまった(汗)サスケ&イタチVSカブト編に、トビの正体判明と、こう大きな話が続いて、おばちゃん的には燃え尽きぎみで、ちょっとひと休み~って感じだったんですが、NARUTOはまだまだ(いや、さらにかな?)熱いです。

NARUTO-ナルト―68巻は、オビトがうちはオビトとして自分を取り戻していく過程が丁寧に描かれ切ないです

オビトがうちはオビトとして自分を取り戻していく過程にまずナルトのお説教があったんですが。
正直、ナルトがオビトにお説教するなんて、最初ジャンプで読んだ時は、すごく違和感ありました。ナルトのお説教の内容は、すごく作者が伝えたいことなんだと伝わってくるのですが・・・・。

最近も、穢土転イタチや、ナルトをペチィとしたヒナタに作者が乗り移ったかのようにしゃべるってくだりがあったけど、ストレートな表現でわかりやすくて私は印象に残るセリフが多かったです。でも、やっぱりそれがナルトだとちと違和感。ナルトと言えば、おバカで、感情的で、短いセリフが多いけど、それがグッと伝わるものが多いのが特徴だと思うんですが。(例えば我愛羅が死んだ時の「うるせー」とかは、すごくナルトの気持ちが伝わってきましたが・・・・・)

また、私はオビトと同世代(30代前半)なので、10代の若いナルトに淡い初恋の思い出的なものをのぞき見されるってのが、どうしても恥ずかしすぎて、ある意味オビトが不憫で集中できませんでした(汗)まぁ、オビトの場合、それを淡い初恋の「思い出」とできていないから、一部分の成長が欠落したような今の状態になっているんでしょうが。オビトの表情がまたリアルに描写されているもんだから、余計何かこそばゆいと言いますかぁ~。オビトの大切な人って、リン(好きな女の子)って設定じゃなきゃダメだったんですかね、とまで疑問になってきたぐらいでして。

でも、コミックでこうじっくり読んでみると・・・・・ナルトに自分を重ねてある意味特別視していたのはオビトの方だけじゃなかったんだとわかった。オビト以上にナルトだって、オビトの過去に自分を重ねていたんだ。だから、オビトのチャクラが入ってきた時泣いたんだなぁ、きっと。チャクラに惑わされたのではなく、オビトに同情したのでもなく、自分と同じだったからこそ共鳴し泣いたんだと思う。
だからこそ、こんなにもオビトを否定したいし、オビトのことが手に取るようにわかるような言い方をするし、強く「こっちの道」にきて欲しいと思ったんだとわかった。 十尾の人柱力についてのくだりも、九尾をコントロールしたナルトだからこそわかる気持ちだし・・・・。やっぱり「ナルトじゃないとできない説教」だったのかなと思いました。 コミックで読むとまた新たな見方ができましたね。


そして、ついにカカシとオビトも・・・・・

NARUTO66巻では、オビトを殺そうとしているカカシに、本当にそれでいいのかと思いましたが、カカシは、オビトを殺してあげることこそ、自分の役目で、それこそが友達としてできることだと信じて貫いたのでしょう。今までいろんなものを背負ってきたカカシらしい選択なのかも。カカシは、そっちを敢えて選んでしまう人なんです、これまた切ないです。

でも、結果的に、カカシがオビトを殺さなくてよかった。
やっぱりそれを導くのは、ミナト先生と、今もそこにハッキリと存在するリンの想い。
オビトが(また、ある意味カカシも)リンの気持ちを無視しているなと、リンは、オビトに(二人に)そんなことして欲しいとは思ってないだろうになとはずっと思っていました。・・・・が、ここにきてこの展開・・・・・やっぱり死んでもリンがカカシとオビトを繋ぐんですね。

カカシとオビトの場合、顔半分半分を並べる描写が多いですが、これが切ないなぁ。

カカシは、ずっとオビトがくれた眼と言葉を大切にしていたんだなぁと、改めて感じた。
カカシが、辛くても目を凝らしていろんなものを見ようとできたのはオビトのおかげでもあったのに、そのオビトがその眼で見ることから逃げていたなんて、この二人の関係ってば、う~ん。

「火の意思」なんて形あるものではないから、そう名前を付けて、漠然読んでいるある意味都合のいいもの。
本当はないのかもしれない。そんな結論にたどり着いてしまっても、生きていかなくてはいけないのだ、30代。
だけど、受け入れ、そこから眼をこらして出した答え「信じる仲間が集まれば希望も形となって見えてくるかもしれない・・・・・・」というのは、ナルトの説教よりもリアルな答えだったかもなと思いました。 これから、オビトとカカシがどんな共闘を見せてくれるか、楽しみです。


ネットでは、引き伸ばし感漂うという評価が多かったですが・・・・

ジャンプによくあるらしい、人気漫画の引き伸ばし感。最近のNARUTOにも見られると評価してらっしゃる方が多いようです。
が、個人的には、これだけ、多くの気になるポイント、伏線を、至る所に散りばめられ10年以上も続いている作品です。だいぶ、謎が解けスッキリした部分も多いのですが、謎はまだまだ多い。ちゃんとひとつひとつ丁寧に説明して終わって欲しいと思います。今までの謎を丁寧に説明してたら、そりゃあ長くもなりますわな。オビトが自分を取り戻す過程も「憎しみを利用する今までとは違う敵」とされてきたオビト(トビ)ですから、イキナリこっちに寝返ったのでは面白くないですし、カカシとの時空間での闘い、ナルトのお説教、カカシ&ミナト先生との対話で、心の変化が繊細に描かれていてよかったと私は思います。

えっ?!結局、これってどういう意味だったの?!っていうことがなくなるまで、NARUTOは終わったらダメです。これからもNARUTOの展開と、まだまだ残される伏線回収、ファンとして、楽しみにしておりますぞ。

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sakko*

1980年生まれ。石川県金沢市在住。旦那と2人暮らし。昼は、コーヒー屋さんでパートをしています。インターネット通販でお買い物をするのが大好きで、我が家には、毎日のように宅配便が届きます(汗) レビュー記事数は 「お取り寄せ編 http://dimple-review.info/」の分を合わせると1000以上。最近、子宮筋腫の手術をしました。そちらの体験談や、これからの子宮筋腫との付き合い方についてもぼちぼちアップしていくつもりです。 【好きなこと・もの】食べること・コーヒー・お取り寄せ・食べ歩き・パソコン・文章を書くこと・少年マンガ・aikoの音楽・英語のお勉強

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