ご縁があってミストラルのウォッシングクレイ(洗顔料)をお試しさせていただいています。
ミストラルのウォッシングクレイの特徴は石けん成分を全く使用していないことです。「ソープフリー」・・・・・そんな考え方があったんですね。(あまり聞き慣れないですけど。)石鹸=安心で優しいというイメージがあったんですが、石けん成分そのものがお肌の負担になってしまうことがある・・・・・と聞いてハッとしました。
クレイ(泥)が汚れを吸着してくれる 石けん成分を使っていない洗顔料
石鹸じゃないもので洗うという選択肢。
ミストラルのウォッシングクレイの場合「クレイで洗う」です。
クレイとは、ざっくり言うと粘土です。自然の地層からとれる粘土、つまり泥とか土とか呼ばれているものと同じです。ミストラルウォッシングクレイは4種類のクレイでできているんだそうです。
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ガスール
モロッコでしか採れない。マグネシウムなどのミネラルを多く含むクレイです。 -
カオリン
粒子が細かいのが特徴。吸着は非常に優しい。(ベビーパウダーなどにも使用している。) -
サンゴ末
沖縄の海で育ったサンゴの粉末。表面の穴が非常に多く、通常では取りきれない細かい汚れまで吸着してくれる。 -
ベントナイト
4種類の中では吸着力が強いクレイです。古い角質や頑固な皮脂汚れまで逃さず絡める、吸着力の強さがある反面、保水性が高くしっとりした洗い上がりに一役かっている・・・・・優秀なクレイなんですね。
この4種類のクレイは・・・・・・採れる場所、含まれる成分、特徴など違いますが、共通することは「汚れを吸着してくれる」ということです。このクレイの吸着する力が石鹸の力なしで、肌の汚れを落としていくのですね。
顔に粘土(泥)をぬると言葉にすると、逆に汚しているような表現になってしまいますが、実際の使い心地には、全くそんなイメージはありません。
粘土というだけあって灰色っぽい色をしていますし、テクスチャーもゆるい粘土のような、まったりとして固めの液体であります。非常になめらかで、土や砂のように「粒」の存在は感じないです。ニオイもほぼないですね。
クレイのくせに伸びがよく、洗い流すのも簡単(クレイにしては、珍しいテクスチャーだと思ふ・・・・)
乾いた手で乾いた顔にぬるとなるとかなりもっさりと粘りの強めのテクスチャーになっちゃいますが・・・・・。ウォッシングクレイの場合は「適度にぬれた手で、適度にぬれた顔に使用する」とあります。
少し水を含むだけで、スルスルと伸びがよくなり、また洗い流しやすいですね。
クレイタイプの洗顔料は初めてでしたが、今までにクレイタイプのパックは使用したことがあります。(クレイタイプのパックは)とにかく、落としにくいのが特徴でパックが終わった後は、何回もすすぎをしなくてはいけないくて面倒でした。こちらは、あまりがんばらなくてもサラッと落ちてくれるので、いいですね。
ただ、手や顔に水分を含みすぎているとシャバシャバになりすぎる感じがあって、もったいない感じになってしまうんです。(↑写真のこのくらいの感じがちょうどいいかなと個人的には思ってるんですが、どうなのかなぁ。)この水加減に慣れるまで少しかかりました。でも、泡立てなくてもいいし、その分楽だし、時短になります❤
しっとり感を残した洗い上がりと洗顔中のじんわりとした温かさが冬のスキンケアにいいかもしれませんね
(いい感じの固くもないゆるくもない状態で)洗うことができれば、洗っている最中から肌がツルツル、サラサラしてきます。また、洗っている間は、じんわり温かさが持続します。(これはグリセリンの効果だそうです。)今からの季節(冬)にも使いやすいかなと思いました。
いい意味で「洗ったぞー」という感じがなく、しっとりしています。でも、さっぱりもします。つっぱったりするような感じはないですね。夏場だったら、洗顔後保湿しなくてもいいくらいかもしれませんね。(冬はさすがに乾燥がひどいので、洗顔後きっちり保湿しています。)
ソープフリー、クレイで洗う洗顔料は目からうろこでした。しばらく継続して使ってみたいと思います。