リュープリン注射1回目の後、眠い💤くらいでこれと言った副作用もなく調子にのっていたら、リュープリン注射2回目の後にリュープリンの副作用のひとつフレアーアップ現象で大量出血を起こしてしまいました。
【リュープリン副作用】粘膜下筋腫の人は出血が増悪することがある
私の子宮筋腫の種類は粘膜下筋腫という子宮の内側に向けて大きくなるもの。
リュープリン注射💉の説明書的なものをネットでも閲覧することができますので、当時私も何度も読みましたが。
粘膜下筋腫の患者に投与する場合は、出血症状が増悪することがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。また、出血症状が増悪した場合は連絡するように患者に対し注意を与えること。
(対医師への文章になってますが。)・・・・と書いてありますね。確かに言われました。「出血があるかもしれないです。少量ならいいけど、生理より多い出血があったら、病院に来てくださいね。」
うむ、私もよくある粘膜下筋腫の例に漏れず、出血が増悪してしまいました。(増悪って他に何かいい言葉なかったのかな。)
出血したものの病院に行こうか行かないでおこうか迷った
- 「生理の量より多くなったら」と言われて「はい」と言ったものの、ここ1年くらいの生理が異常すぎて「生理の量の基準」が私の中でバカになっていたので、多いのか少ないのかよくわからなくなっていた。
- 前の生理からちょうど28日目より出血が始まったので、単にリュープリンで生理が止まらなかったのかもしれないとも考えた。(それはそれで問題だ。)
- 接客業の私は、お盆期間(稼ぎ時)の年間でも一二を争うバタバタの期間に突入していた。次に病院を予約してある8月22日まで何とか持ち越せないか考えた。
仕事をしてる場合じゃないぞ!! 病院に行かなくてはと思った
- どんどん出血量が増えて、正に増悪している状態だと実感できた。
- (カレンダーにも書いたのですが)8月12日は、ひどく出血量が多く、お得意のクリニクス(大きくて厚いナプキン)でもヤバイ状態になりトイレに駆け込み、パンツを急いで下ろした時、すごく大きな血の塊がナプキンにバウンドして、便器の中にダイブ。便器の中に落ちてしまったので、大きさは曖昧になってしまったが、筋腫が出たのではと思うくらい大きい感覚だった。しばらく、血の気が引いて心臓バクバク。数分トイレで放心状態になった。
- 店長に状況を話して、病院へ。店長は私の穴を埋めるため残業してくれました、ありがとう。
リュープリンの副作用フレアーアップのイメージ 生理とフレアーアップによる不正出血との違い
病院にいくと、担当の先生は不在でしたが、別の先生が診てくれました。内診で出血と筋腫の状態を確認し、フレアーアップだろうと言われました。(ネットで色々調べていたのでそうじゃないかなとは思っていました。)
リュープリンは、女性ホルモン(エストロゲン)を止めるための注射なのですが、それがオフになる前に、一度通常よりむしろオン寄りに働いてから、オフになるイメージ、そのちょうどオン寄りの時、それがフレアーアップだと私としては解釈しました。
エストロゲンが一瞬とは言え、むしろ多く出てその結果不正出血が起こる、その状態。
生理と違うのは、全くお腹が痛くならなかったことです。
ただただ出血しているだけで、元気と言えば、むしろ元気でした。(生理の方が数倍辛かったです。)ただ、原因を断定してもらわないとただただこわい。いつまで続くのか、どれだけ出るのか、不安しかない。
フレアーアップで出血 貧血がひどければ入院しなければいけない場合もある
「今から血液検査をしてもらいますが、結果次第では入院してしてもらうことになるかもしれません」と言われました。予想してませんでした、体は元気だったので。内診ではかなり出血している状態だったので先生はこの時点で私がひどい貧血状態になっているのではないかと予想したようでした。
リュープリンというのは、1ヶ月分を1回で打つという形の薬。毎日コツコツ飲むような薬なら、副作用が出れば飲むのをすぐにやめて様子を見ることはできる。でも、リュープリンは、すぐにやめることができないから、副作用である出血をすぐに止めることは不可能。故に入院してもらって出血の状況を見ながら、鉄剤を投与するしかない、というのが先生の説明でした。納得っちゃあ納得ですが。
しかし、幸いにも血液検査の結果、ヘモグロビン値も2桁だったので、当日の鉄剤の注射+15日分の鉄剤(錠剤)のダブル処方で入院は免れました。
もしそのまま入院ってことになったら、すごく会社に迷惑をかけていたと思うので本当に良かったです。
リュープリンとフレアーアップの時期について私なりに分析
フレアーアップの時期についてですが、ちょっとややこしいのですが、私なりに分析してみました。
- 【私の場合】リュープリン注射1回目を打ってから約2ヶ月後に出血がおきました
- 【私の場合】リュープリン注射2回目を打ってから2週間後に出血がおきました
- ネットの情報ではリュープリン注射1回目を打ってから3週間後に出血したというものが多かったです
- 【私の場合】最後の生理1日目から4週間後におきました
リュープリン注射1回目の記事でも触れたのですが、私は、生理15日目にリュープリン注射を打ちました。リュープリンの説明書では、「初回は月経周期1~5日目に注射します」って書いてあるので、私はちょっと規格外ってことになります。
つまり、本来なら(リュープリンの説明書通りにするならば)私のリュープリンは、7/11~7/15に打たれるべきだったかもしれないということ、そして、8/7から不正出血が始まったということ。
ネットの情報(3週間後)がこの初回ルールが守られていたとすれば、生理の周期のリズムで見れば、私もネットの情報と同じくらいの時期にフレアーアップがやってきたことになると分析しました。例えば、生理5日目の7/15にリュープリン注射を打っていたとしたら、3週間後は8/5で、実際私の不正出血は8/7から始まっているのでそんなにずれてないなと思うのです。
もしそれが正しいとすれば、1回目のリュープリンは、無駄と言えば、無駄だったとも言えるかもしれませんんね。
フレアーアップによる不正出血は、2週間ほど続きました
8月7日に始まった出血は8/11 8/12 8/13 8/14 8/15 くらいまでがピークで8月17日には何となく終わりが見えてきて、8月20日には、ほぼ完璧に止まりました。
そして、8月22日には3回目のリュープリン注射を打ちました。出血以外の副作用はこれと言って感じませんでした。貧血も大事には至りませんでした。リュープリンの副作用のよくある副作用である「ほてり」などは多少はあったのかなとも思うのですが、何せこの時の夏は、「命に関わる猛烈な暑さ」って天気予報出るような異常な猛暑。ただ暑いのか、注射のせいで暑いのか、判断はつきませんでした。いいのか悪いのか・・・・。つづく・・・・・。