手術前の子宮筋腫(粘膜下筋腫)が5.8cmだった頃のひどい生理について紹介します。こんなものを読んでうれしい人はいないでしょうが、この頃の私に関して言えば、ネットで同じ症状の人がいないか、同じような子宮筋腫をもつ人がどのような生理を体験しているのか知りたくてよくインターネットで検索していたので、そういう人もいるかなということであえて紹介します。また、もし私のような生理を体験しているにも関わらず、まだ病院に行っていない方がいたら、必ず病院に行きましょう。
子宮筋腫(粘膜下筋腫)6cmの人の症状の一例(私の場合)
- 経血の量が極端に増える
- 血の塊が頻繁に出るようになる
- 生理の期間が異様に長くなる
- 生理の周期が短くなる
- 生理痛が以前にも増して激しい
- 生理痛に対して鎮静剤がほぼきかない
- ひどい貧血症状
生理が終わったら、すぐ生理が始まる
私にとって子宮筋腫とは、毎日生理と闘う日々
しんどくて笑えてくるのが、ほぼ毎日が生理ってことです。子宮筋腫の大きさが大きくなるにつれて、正常時は1週間くらいで終わっていた生理が10日、2週間とどんどん長くなっていき3週間続くのが当たり前になってきていました。なぜか、この頃から生理周期も短くなる傾向にあり・・・・。拍車をかけて、血の出ていない期間が減りました。例えば、12月1日に生理が始まったとすれば、3週間後の12月21日までダラダラ続き、そして、生理周期が短くなっているために12月24日には次の生理が始まってしまうという・・・・・お休みが月に2日しかないというブラック企業状態。
7日目から第2弾の生理の苦しみが始まる
この3週間の中で経血量と生理痛については常にマックスというわけではありません。 通常の生理時と同じく、1日目、2日目、3日目というのは、経血量も多く生理痛も激しいです。普通ならここを我慢してしまえば、生理の辛さはほぼ終わりなのですが、私の場合は、7日目あたりから第2弾が始まります。第2弾では、経血量(主に塊)が増え、生理痛も1、2日目ほどでないですが、復活します。
ドバッと出る経血に対応するのが難しい
この7日目くらいからの再盛り上がり時期は、ナプキンを変えるタイミングのコントロールが大変でした。(特に接客業をしているので、すぐにトイレに行ける環境ではないのです。)
血の塊が出るのが増えると、大きな塊が穴を栓している状態になっている時があります。その塊が出ると上に溜まっていたサラサラの経血もドバッと出てくる状態になります。(多分。)経血量が多いと頻繁にナプキンを変えてコントロールするしかないでしょうが、この栓がはずれた時の一回に出てくる量は、ハンパないので仕事中とかは、特にヒヤヒヤです。(トイレに自由に行ける間に塊をできるだけ出すように心がけましたが)それ以外は、コントロール不能です。実際によく漏らしていました。もう仕方ないとしか言い様がありません。
日本のケミカルナプキンのすばらしさに感謝してもしきれない
感謝したのは、日本の「生理用ナプキン」というものの進化と質の良さです。日本あっぱれです。日本人でよかったと改めて思った。布ナプキン愛用者でしたが、布ナプキンではとてももちません、諦めてケミカルナプキンを使いましたが、心からありがたかったです。
クリニクスは、子宮筋腫と闘う人のためのナプキン(だと思う) これなしに私と子宮筋腫との闘いは語れない
私のお守りと言っても過言ではない。エリスというメーカーが出しているクリニクスという大きな大きな厚い厚いナプキンです。
これがなければ、この時期を乗り越えることできなかったと言っても過言ではない。開発した方にお手紙を書いてお礼がしたいと思うくらいに重宝したナプキンです。(実際手紙は書いていませんがね。)必ず切らすことなく家に、会社に、リュックの中に、常備してありました。手術が終わった今も家にあります。何となく、ないと不安。
私はよくロハコで日用品に同梱して買っていました。
・・・・・が、ロハコはけっこう売り切れになることが多くて私がたくさん買いすぎるからかなと本気で思っていました。もし売り切れになっていたら、アマゾンや楽天でも買えます。ちなみに、私の近所のドラッグストアでは、取り扱いがあるところとないところが半々くらいで、めんどくさいのでほぼネットで買っていましたね。
子宮筋腫の憂鬱で(しかも長い)生理をできるだけ気持ちよく過ごしたい
悪あがきでも、夏でも、汗をかいても、とにかく温める
できるだけ長い生理を気持ちよくすごすには「温めること」かなという結論になりました。温めることで痛みはけっこう軽減すると実体験から思います。
今でも愛用しているのですが、あずきのチカラです。
あずきのチカラ(首肩用)
あずきのチカラ(おなか用)
いずれも使い倒したものでくたびれていてすみません(汗)しんどい時は、おなか用では物足りないので首肩用をお腹にあてて使っていました。てか、今も使っています。貼るカイロもいいんですが、カイロはだと長時間つけっぱなしにしていると低温やけどをしてしまいお腹が痒くなってしまったのあずきのチカラに変えました。
お腹が痛すぎて猛暑の日もあずきのチカラを使いました。暑くて汗だくでしたが、お腹を温めると痛みは少し軽減しました。暑いより痛いでした。
我慢せず婦人科の先生に痛み止めを処方してもらおう
婦人科の先生に痛め止めを処方してもらいました。私の先生は希望を言えば少し多めに出してくれたりもしました。あると安心ですし、市販の薬💊よりきく場合もあります。「ボルタレン」か「ロキソニン」を処方してくれました。(しかも、保険がきくから安い。)
辛いことを辛い、痛いものは痛い、と人に言おう
私達の世代というのは根性論がまだギリギリ通じる世代で「弱音を吐くことは悪いこと」ということを自分自身に課せているようなところがあるかもと思います。性格もあるかもですけど。
子宮筋腫の辛さは、根本的に治療する薬はなく、和らげるための薬しか処方してもらえないこともあって、がんばれば治るというものではないので、余計にやり場のない苦しさや行き場のないイライラがあるなと思いました。
そのイライラを説明せずに人にあたったり、不機嫌になったりするのではなく、「私辛いの」「私痛いの」と正直に言って、なぐさめてもらいましょう。そうすると、少し痛みがひくような気がするのです。そういう甘えることができる人を必ず1人は、職場、家庭に見つけておきましょうね。私はそうしてもらえる人がいました。この場を借りて今ありがとうと言いたいです。
私の辛い生理体験談でした。長くなってしまった(汗)