子宮筋腫改善のために子宮鏡下手術を受けることになり2泊3日の入院をしました。
入院1日目は、意外とゆるーく過ごしてしまいましたが、こちらは入院2日目、つまり、今回の目的である手術当日についてまとめていきたいと思います。
こちらは、病院から前もっていただいた手術当日(入院2日目)の予定や注意点です。
手術を担当してくれる先生は、他の患者さんの手術や治療も並行してやっているので、本当に予定がコロコロ変わりました。臨機応変に対応する看護師さんは大変だなぁ🥺🥺
子宮筋腫改善のための子宮鏡下手術 当日のスケジュールをざっくりまとめてみた
- 11時ごろ 手術着に着替える
指定された靴下も履く(これが履きにくい)
おしっこする 浣腸はなかった - 11時半ころ 看護師さんに連れられ手術室へ移動
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14時半ごろ 手術終了
実は、手術中に目覚めてしまい、そのシチュエーションに気分が悪くなってしまった私。吐き気止めの点滴と(よく覚えていないのですが)痛み止めの座薬を入れてもらう - その後、もう寝るしかないと思って寝る
- 17時過ぎ 目覚める(吐き気などもおさまる、多少微熱あり)
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18時ごろ 旦那が様子を見に来てくれる
心配かけた会社の人達にも連絡しなきゃという気持ちに スマホを触るくらいは苦痛ではない - 21時以降 水分取ってもいい(が、起き上がってはいけないので、ただ、ひたすらにベッドの上で安静)
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21時半 消灯
いろんな意味で寝苦しく、1時間おきくらいに目が覚めましたが、特別にどこが痛いとかってことはなかったので、じっとしていました
子宮鏡下手術の準備 意識がなくなるまで
看護師さんと一緒に歩いて手術室まで行きました。手術室に入ってからは、その専門の看護師さん(?)達にいろいろしてもらう。
手術台にねっ転がる。
脊髄麻酔。(下半身のみ、背中に注射する。)
いろんな装置をつけられて、その後、眠くなる麻酔。胃カメラの時とかに使うのと同じ種類のものです。その後、担当の先生が来て、あー始まったんだなぁってところで記憶がなくなりました。
・・・・そして、次は、病室のベッドの上で目覚める気満々の私だったんですが、目が覚めた時は、まだ手術台の上(手術中)だった‼️‼️‼️うぉ‼️まさかの展開。
手術の途中で眠くなる麻酔が切れてしまった子宮鏡下手術にしては長い 約3時間の大手術(?)
手術の始まりと終わりの記憶がしっかりあるからか、麻酔があまり効かなかったのかと最初思ったのですが、手術時間が約3時間もかかったということで、少なくとも2時間くらいは気持ち良く眠っていたのだと思います。
私が目が覚めてしまったのは、手術終盤。下半身麻酔は効いているので、痛くはないのですが、子宮の中で何かしてるぞっていう感覚が何となくわかって、そこで一気に血の気が引いたみたいな感じになって、気持ちが悪くなってしまいました。
程なく手術は終了し、私が目覚めているので、先生が取れたものを見せてくれたりしたのですが、先生には申し訳ないのですが、それが余計に気持ち悪く・・・・先生は、達成感、私は、変な時に目が覚めた絶望感、それはそれはひどい温度差でした。
まわりの看護師さんも私の顔を見て、「顔色悪いよ」と心配してくれたので「気持ち悪いです」って言ったら、その場で点滴の中に吐き気止めの薬を入れてくれたみたいです。
ベットの上で寝た状態で病室まで運ばれました。「これドラマで見たことあるやつやー」とボッーと考えていました。
手術は終わったんだから、もう寝るしかない(本能)
病室に帰って、病棟の看護師さんが「お腹が痛いか」と聞いてきたので、あんまり覚えてないんですが、痛い気もするし、とりあえず、痛いって言っておいた方が後々いいような気がして(なんじゃそりゃ。)「はい」と答えたら、座薬を入れてくれました。
とにかく寝るしかないと本能で思って、2時間ほどがっつり寝ました。起きたら、割とスッキリしていて、子宮鏡下手術の回復が早いってこういうことかーと思いました。それでも、熱をはかったら、少し微熱がありました。旦那に来てもらって、会社の人にも連絡をしました。
次の日の朝までベットの上で安静 座ることすらもできないのでじっとしているしかない
- 栄養分の点滴
- おしっこの管(動いてはいけないのでトイレに行けない。)
- 足のマッサージ機(肺塞栓症予防)
に繋がれています。次の日の朝まで全てつけっぱなしです。看護師さんがたまに様子を見に来てくれます。
吐き気ももうないし、どこが痛いというわけでもないですが、とても寝苦しかったです。熱があるので、汗が出るのも気持ち悪いし、おしっこの管はやっぱり不快。仰向けになると、おしっこが逆流するような感じがある時があって、少し痛みを感じる時もあるので、寝る体勢が限られました。その結果、軽症の床ずれみたいなものができてしまいました。(右太ももの付け根外側、痒みが2週間ほど取れず。)
どうして子宮鏡下手術に3時間もかかったか
私の子宮筋腫は、タイプ、場所、大きさの観点で、手術する方の側から見るとどの方法で手術しようか、迷うものだったようですね。
- 子宮鏡下手術OR腹腔鏡手術が決まった日のこと 【9】子宮筋腫手術前検査でしたこと 粘膜下筋腫の茎を調べる検査も
約6㎝だった私の子宮筋腫。そんなビッグサイズでは、子宮鏡下手術は無理。子宮筋腫をできるだけ小さくしようということで、リュープリンを5ヶ月使いました。リュープリンの効果で筋腫はだいぶサイズダウンしましたが、にしても、子宮鏡下手術をするには、大きめでありました。
しかしながら、子宮鏡下手術向けの粘膜下筋腫(子宮の内側に向けて大きくなる筋腫。)のタイプであること、また他の手術より「回復が早い」「体への負担が少ない」などの理由で子宮鏡下手術を先生は提案してくれたようでしたが、やっぱり大変だったようですね。
後で落ち着いてもう一度摘出された筋腫を写真で見せてもらったんですが、私の筋腫は、本当に見事に細かく刻まれていました。
子宮筋腫と子宮の壁がくっついているところをまず切って、子宮の中で細かく刻んで外に出す、とは事前説明されていましたが、こんなに細かく刻むとは⁉️シュレッターで刻まれたみたいだと思いました。これを実物を見ながらではなく、カメラを見ながらやるなんて、本当に先生ってすごいんだなぁと思いました。そら、時間かかるわなぁ。
何はともあれ、手術終了。明日はもう退院です。つづく・・・・・。