元々コーヒーが大好きなのですが、最近、特にエスプレッソに興味津々&ラテアートの練習ができたらいいよね、ということで、初めてエスプレッソマシン(エスプレッソメーカー)なるものを買ってみることにしました❤エスプレッソマシンは、上を見ると本当にキリがない。そりゃあ、いいもの(高いもの)に越したことはないけど、そんなに高いものも買えないので、1万円台のものと決めて探しました。検討の結果、デロンギのエスプレッソ・カプチーノメーカー(EC221)にすることにしました❤
デロンギのEC221を買おうと思った理由
デロンギのEC221に決めたのは、デロンギというメーカーがエスプレッソマシンを作るメーカーとして定評があるということ、またデザインがいいなと思ったこと。(私は結局無難に黒を選んでしまいましたが、赤や黄色も素敵です❤)また、エスプレッソ初心者入門編として使っている方が多そうで、YouTubeでも(EC221で作ったと思われる)たくさんのラテアート動画が投稿されていたことが理由です。
デロンギのEC221のディテールを見ていきます
こちらが主電源です。
EC221は、オートOFF機能付きです。操作が終わって30分後に自動で電源が切れるようになっているので、切り忘れもなく安心です。
ちなみに、同じくデロンギのエスプレッソカプチーノメーカー 【EC152】がありますが、こちらは、オートOFF機能がついていなバージョンです。EC221と比較するとデザインもちと落ちますかな。
さて、引き続きディテールを見ていきます。ここにお水を入れます。
操作部です。至ってシンプル。
左に回すとスチーム、右に回すとエスプレッソ抽出(給湯)です。真ん中は、余熱(本体を温める)または、操作をしない時(スチームを止める・エスプレッソの抽出を止める)です。
スチームの強さを調節するノブです。スチームは、非常に弱いです。(私は仕事で、ん十万するエスプレッソマシンのスチームを使うことがあるので余計そう感じるのだと思います。)使用はいつもほぼマックスで使っています。
大きさは、炊飯器くらいです。エスプレッソの粉で汚れる、スチーマーからお湯が出るなどなどがあるのでシンクの近くに置いて使うことが多いです。
使い方や仕組みなどはすんなり理解できました。
エスプレッソマシンと前々から持っていたラトルウェアのミルクピッチャー。
それに、コーヒーの粉と牛乳があれば、ラテアートの練習を始められるぞと簡単に考えていましたが、うむむ、ちと甘かったみたいですね・・・・・(涙)
良い(おいしい)エスプレッソを作るために非常に大切な条件「気圧」「温度」
デロンギのエスプレッソマシンEC221は・・・・・。
- 濃厚で芳醇なアロマを味わえる15気圧(抽出時9気圧)のポンプ式。(業務用と同じ。)
- エスプレッソに最適とされる90℃での抽出温度を可能にする高機能サーモスタット搭載。
・・・・・が売りでした。もちろん「気圧」「温度」は、良い(おいしい)エスプレッソを作るために非常に大切な条件。でも気圧や温度だけが問題ではないのですね・・・・・。
いろいろ試行錯誤していますが、なかなかいいクレマができない。(しょぼん。)
【ラテアートに必要なもの】エスプレッソのクレマ
クレマとは、エスプレッソを抽出した時に表面にできる細かい泡のようなもので、正体は、新鮮な豆に含まれる「炭酸ガス」だそうです。
ラテアートをする時、クレマは大切です。クレマがあることによって、スチームミルクをエスプレッソの上から注いでもすぐに混ざることがありません。そのことを利用して、茶色(コーヒー)と白色(ミルク)でアートするのがラテアートです。
私は、コーヒー豆を挽くためのミルは所持していないので近所のスターバックスで、エスプレッソ用に細かくひいてもらった豆を使用してエスプレッソを作りました。
上部に白いものがふわふわ、特にカップの縁の方に集まって浮いているのがクレマですが、うーん、これではなかなかラテアートが難しいですね。
このようにぼやけた感じのハート(?)が限界です。
原因は、まぁマシンの限界と、コーヒー豆が新鮮でなかったことが挙げられると思います。スターバックスの豆が新鮮でなかったかどうか(焙煎日より時間が経っていたかどうか。)は、わかりませんが、エスプレッソ用に豆を挽くことで、コーヒー豆が、空気にあたる表面積が著しく大きくなるので、豆は急激に酸化、劣化します。いくら急いでお家に持ち帰ってもクレマの正体である炭酸ガスは抜けてしまっているということですね。この問題を解決するために、カリタのパーフェクトタッチなるミルを購入しました。
- 私は加藤珈琲店で豆とセットになっているものを買いました パーフェクトタッチ電動コーヒーミル付福袋[G200・鯱200/各200g]メリタ(Melitt…
豆を挽くこと、挽いた豆でエスプレッソを作ることはただ今試行錯誤中ですので、また後日追記したいと思います。
【ラテアートに必要なもの】適切にスチーミングされたきめ細かい泡を持つスチームミルク
デロンギのエスプレッソマシンEC221には、スチームノズルなる蒸気の出るノズルがついています。こちらは、カプチーノやラテに使う牛乳を温めるために使います。
簡単に言うと、ミルクピッチャーに注いだミルクにこのノズルをつっこんで、スイッチオン・・・・・・蒸気の力でミルクを温めるだけなのですが・・・・・。ただ闇雲に突っ込めばいいというわけでもありません。「いい泡=ラテアートしやすい泡」を作るには、それなりにコツを覚えることが必要です。
スチーミングの流れは、まずスチームを牛乳の表面ギリギリのところに当てて(牛乳が飛び散らない程度の場所です。)牛乳の中に空気を含ませる作業をします。ある程度空気を含ますことができたら、少し、スチームを牛乳の表面ではなく、奥にあてるように、牛乳を回転させます。そうすることで泡がきめ細かくなり、また全体的にミルクが温まります。
スチームが上手くできなかった時は、あまりに音がうるさくてどうしたもんかと思いましたが、コツを覚えて上手くなると静かになりました。初心者の方はコツを覚えるまでにしばらくかかりますが、しっかり原理と理由を知って取り組んだ方が早く上達すると思います。上記は、あくまで私が考えるコツなので、いろんな方のコツを聞いて試してみるのがいいと思います。そうしている内に感覚をつかめると思います。
デロンギのエスプレッソマシンのスチームノズルの先には、プラスチックのカバーのようなものがついています。
先に書いた「スチームを牛乳の表面ギリギリのところにあてて空気を含ます作業」がすごくやりにくいです。どこがギリギリのラインなのか見えにくいのですね。というわけで、そのラインがわかりやすいようにスチームの出口をあらわにしました。
プラスチックを切る用のハサミを旦那が持っていたので、切ってもらいました。きれいには切れません。本来、切ることを想定していないですからね。こちらのプラスチックのカバーは、おそらく安全のためについているものだと思います。改造は自己責任でお願いしますね。切る時(切ってもらう時)はドキドキでしたが、一応、Fa Coffeeにスチームノズルの替えが売っていたので、最悪失敗したら、買い直せると思い、思い切ることができました。
- Fa Coffeeでスチームノズルの替えを通販できます 【delonghi/デロンギ】スチームノズル(黒) BR2P535789 【10P12Oct1…
カットしたスチームノズルが私的には使いやすいので、結局Fa Coffeeさんのお世話になることはなかったので、よかったです。(ちゃんちゃん。)
デロンギのエスプレッソマシンEC221でラテアートを真剣に始めようと思ったらあった方がいいもの
エスプレッソマシンEC221でラテアートを真剣に始めようと思ったら、どうもエスプレッソマシン以外の多少の出費は否めないようですね(汗)
- ミルクピッチャー(ミルクを温める&泡立てる用)約3000円くらい
- スチームノズルを改造する勇気 0円とプラスチックを切ることができるハサミ
- エスプレッソ用の極細挽きができるコーヒーミル 私が購入したパーフェクトタッチだと、5000円くらいが相場です。
結局ミルを購入するのであれば、「全自動エスプレッソマシン」なる選択肢もあります。EC221を検討中の方にとっては、全自動エスプレッソマシンは、かなりお高く感じるかもしれませんが、後々の出費を考えると・・・・???
実は、他に買いたいと思っているものがあります。まずは、
タンパーですね。
エスプレッソの粉をポルタフィルターに入れて、適度な圧力をかけて押し固める=タンピングという作業の時につかいます。デロンギのEC221の場合、マシン本体にタンパーのようなものがついています。
これは、あんまりです。粉が押し固められるのではなく、粉の方から押し固められに行くという・・・・・あんまりな仕様です。良いエスプレッソを作るにあたってタンピングはかなり重要な作業です。タンパーは近々、欲しいですね。ラテアートの練習を始めるなら、エスプレッソマシン以外にも、このくらいの出費は考えておいた方がいいかと思います。エスプレッソって案外お金かかるんですね。でも、奥が深くて、とっても楽しい。やりがいがあります。これからも、エスプレッソ&ラテアートを試行錯誤して勉強したいと思います❤