去年、ラテアートの練習のためにエスプレッソマシン(デロンギEC221)を購入しました。コーヒーの粉・牛乳・ミルクピッチャーがあれば、すぐにラテアートの練習が開始できるだろうと安易に考えていたのですが、なかなか試行錯誤の日々であります。
まぁ、その試行錯誤が楽しかったりもするのですが。その中で、コーヒーミル(コーヒーグラインダー)は必要という結論にたどり着きました。・・・・・早速、メリタのパーフェクトタッチ2なる臼式のコーヒーミル(CG-5B)を買いました。私はグルメコーヒー豆専門!加藤珈琲店で、コーヒー豆付きで買いました。
メリタのパーフェクトタッチは臼式のコーヒーミル エスプレッソ用の極細挽きもできます
コーヒーミル(コーヒーグラインダー)は、コーヒーを豆から粉にするための道具(機械)です。コーヒー関連の器具ってホント価格がピンキリなんですが、ミルも例に漏れず。上を見るとキリがないですなぁ。
安価で買えるミルというのは、大抵「プロペラ式」を採用しているミルです。(決めつけはよくない、安くてもそうでないものもありますが・・・・・。)プロペラ式のミルは、プロペラのような刃がぐるぐる回ってコーヒー豆を砕きます。挽き時間で粉の粗さを調節するのですが、どうしても、プロペラの当たりにムラができるので、粉の細かさも不均一になってしまうことが多いです。また、プロペラ式のミルでは、エスプレッソ用の極細挽きにすることはできません。(エスプレッソのためにミルを買いたいと思い始めた私にとっては、致命的・・・・。)
私が購入したメリタのパーフェクトタッチは、臼式を採用しているコーヒーミルです。もちろん、エスプレッソ用の極細挽きが可能です。にも関わらず、プロペラ式のミルに負けないくらいにお安いのが魅力でした。臼のように2枚の刃を擦り合わせる形でコーヒー豆を砕きます。
(↑)刃、下側です。内部にあり取り外すことができません。
(↓)刃、上側です。取り外すことができます。
ダイヤルで豆の粗さを調節することができます。また、プロペラ式のものと比較すると格段に豆の粗さが均一でムラがないのが特徴です。
デロンギのコーヒーグラインダーと迷いました
メリタのパーフェクトタッチを購入する上で比較検討したのは、デロンギのうす式コーヒーグラインダー[KG79J]とコーン式コーヒーグラインダー[KG364J]です。
【デロンギ】うす式コーヒーグラインダー[KG79J]
メリタのパーフェクトタッチと仕様がよーく似ています。見た目は、デロンギの方がおしゃれかなぁという感じですが、価格の相場はやっぱりデロンギの方が、少しお高いですかね。
【デロンギ】
コーン式コーヒーグラインダー[KG364J]
臼式ではなくコニカル刃式(コーン式)のミルです。低速回転で熱の発生や騒音を抑えると言われています。故にコーヒー粉の風味を壊さないという利点がありますが、メッシュを細かくするとつまりやすいとの意見もちらほら見かけました。パーフェクトタッチと比較するとだいぶ高いです。
パーフェクトタッチの粗挽きと極細挽き
思ったよりコンパクト。片手で持てます、軽いです。
挽きの粗さ(粒度)はこちらのダイヤルで調節できます。
価格故、本当に細かいエスプレッソ用の粉になるのかしら(細挽きじゃダメなんだぞ、「極」細挽きじゃなきゃ。)と心配していたんですが、パーフェクトタッチは、逆に細挽きから極細挽きを得意としているミルのようでして・・・・。逆に粗挽きの方が不得意だと言われてたりします。
って言っても。
一番粗いメモリ「0」で挽くとこんな感じ。
エスプレッソ以外は、コーヒーの抽出は、基本ペーパードリップしかしないので、これで十分かなと思います。
こちらは、エスプレッソ用メモリ「3.5」です。
メモリ「4」で挽くと細かすぎるようで、エスプッレソが抽出できませんでした。メモリマックス細挽きに合わせても、もしかすると粗いのでは、と心配していたくらいだったので、逆に安心しました。
何杯分挽くか「杯数」を調節できるメモリは、豆を挽き切りたい私にとってはちょっと不便
こちらのメモリは、何杯分挽くか「杯数」を調節できるメモリであります。
この仕様が個人的にはちょっと微妙。
ホッパーには、最大で100gくらいの豆を入れることができるそうです。あらかじめたくさん豆を入れておいて必要な時に、必要な杯数分挽くという使い方をするのであれば、無駄なく、楽チンですばらしいと思うのですが・・・・・。個人的には、1回1回挽き切りたい(ホッパーは空にしておきたい)心持ちだったので、うーん、微妙。
・・・・・ということで、豆の状態で必要なグラムをはかってダイヤルを多めに回し、挽き終わりの頃は、少しなら空回りしてもいい設定で動かしています。豆は、挽くときホッパー内で静電気でくっついて残ったりするのもあってか、ホッパーに入れた豆の量に対し、挽かれたコーヒー粉は、少し少なめな感じがします。適切な量をできるだけ無駄なく挽けるように(自分の中の感覚を)調整中です。
パーフェクトタッチを使う上での一番の悩みは静電気です
パーフェクトタッチを使う上での悩みは静電気です。
挽く時に飛び散ったコーヒーの粉の一部が静電気でくっついて、一部ホッパーの中に残ってしまいます。
受け皿もこんな感じで、中の細かい粉を全部取り出すのは大変です。各所ほぼほぼ、プラスチックでできているので、ここまで静電気がひどいのでしょうね。掃除用のブラシは必ず必要みたいです。
せめて、受け皿をプラスチックではないもの、例えば金属のものなどで代用できないかと考えました。
・・・・・が、挽かれた粉が出てくる穴の位置的に代用は無理な感じでした。残念。対処は、【カリタ】エスプレッソ用ミルブラシコーヒーミルの掃除用ブラシを買うにとどまっています。このミルブラシがまた優秀なのだぁ。
やっぱり挽きたてのコーヒーはおいしい そんな当たり前のことを身を持って実感した
挽きたての豆を使ったコーヒーはおいしい。そんな分かり切ったことを改めて実感しました。加藤珈琲店で買ったミルのおまけの豆は、どちらかと言うとエスプレッソではなく、ペーパードリップなどで抽出した方がおいしそうな、万人受けしそうな感じの豆でした。
挽きたての豆は、膨らみますなぁ。また、こう、お湯を注いでいる時から香りの強さが違うなぁと実感してします。それだけでも、ミル買ってよかったなぁと心から思いました❤
肝心のエスプレッソのクレマはですね・・・・・。
うむむ、もう少し厚くなってくれるかなと期待したのですがね。タンピング、豆の種類・焙煎度合など、もう少し工夫してみたいと思います。
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